2004年に廃校となった旧池尻中学校の校舎を活用し、新たなコミュニティスペースとして
約 18年間にわたって親しまれた「IID 世田谷ものづくり学校」は、2022年5月に運営を終了しました。
その施設跡地は今後、世田谷区の産業や地域の商業・生活のアップデートを図る場として活用され、さらに多様な交流を促進し、区内産業の新たな価値を創出する拠点となることを目指しています。
世田谷ものづくり学校時代に利用されていた校舎棟だけでなく、新施設では体育館や校庭も含めた一体的な施設として生まれ変わります。
この 2025年4月に開業する「HOME / WORK VILLAGE」、いくつかの区画をomusubi不動産で募集させていただくことになりました。
【101号室】
今回の募集区画の中では一番広く、物販区画としての募集となります。給排水・ガス設備があり、事務所兼物販・飲食兼物販としてもご相談可能。この区画は建物裏とつながっているため、車での荷物の搬出入が可能となります。
建物全体の完成イメージとして、校庭はイラストのような公園のようになり、正面のメインエントランスにはブックラウンジができ、正面入口傍から2階に上がる階段を新設し、ブックカフェ+テラスのようなスペースとなる予定です。
体育館は、区民団体への開放利用のほか、施設の事業も展開していく予定です。
2階のコワーキングスペース、3階のスモールオフィスはほぼ入居者が決まってきており、
平日でもかなりの人数が滞在する見込みです。
施設名「HOME/WORK VILLAGE」について
home/work は、home(= 暮す)、work(= 働く)、そして homework(= 宿題)が一体となった施設コンセプトです。世田谷が生活者のまちであること、この場所から仕事をつくっていくこと、そしてこの施設がかつて学校であったということ、そんなコンテクストから着想を得ています。 世田谷という広い地域が、ひとつの集落=villageのように緩やかにつながり、様々な活動が多発するフィー ルドとして活性化する、そのきっかけをつくる場所となることを目指しています。
世田谷は生活者のまちであり、この場所では生活産業をはじめとする様々な分野での創業を支援していくことを目指しています。これからの「暮す」と「働く」を実践し発信することで、世田谷の生活文化をさらに豊かにしたいと考えています。 同時に私たちは、社会、環境、人間関係などにおいて様々な課題を抱えています。課題に向き合うことは、 未来の世代から課された「宿題」とも言えます。そんな宿題に対して、みんなで取り組み解決していこうという人たちが集まる場所にしたい、home/work にはそんな願いが込められています。
home/work を起点として、暮らすこと、働くこと、宿題に取り組むこと、そうした実践が積み重なることで、世田谷らしい暮し方・働き方が広がり、緩やかなコミュニティが立ち現れ、次世代へと受け継がれる文化が醸成される。世田谷という「village」が、開かれたムーヴメントとして体現されることを期待しています。















