映画のセットみたいな建物が、ほんとうにある。
でもこれは、映画じゃなくて、ここにちゃんと立ってる“ニューかどや”。
かつては「かどや」という定食屋さんだった。
角に立っていて、いまでも「ただいま」って声が聞こえてきそうだ。
新富町駅から歩いて3分。築地や宝町からも歩ける、街のまんなか。
近くにはワインバル、魚のうまい居酒屋、懐かしい町中華もある。
外食好きにはたまらないけれど、
この建物には、外では味わえない“落ち着き”がある。
階段は、古民家で見るような、ぎしっという音すら愛おしい木の階段。
2階の窓からは、二面から光が入り、午後にはやさしい明るさに包まれる。
使い方は自由。住んでもいいし、お店をやってもいい。
本屋でも、花屋でも、コーヒー専門店でも。
外国のお客さんも多い街だから、想像はどこまでも広がる。
どう変えるかは、あなた次第。
でも、もしひとつお願いできるなら、
「かどや」だった面影を、どこかにそっと残してもらえたら、うれしい。
古きよき、っていうのは、古くさいってことじゃない。
大切にされてきた記憶がある、ってことだから。





















