











「お店を持ちたい」とか、「アトリエがほしい」とか、
人がなにかをはじめたいと思うとき、その一歩目はたいてい、場所を探すことから始まる。
でも、物件情報を見ていると、場所って“ただの箱”じゃないんだなと、しみじみ思う。
たとえば、松戸駅から13分。
にぎやかな駅前を抜けて、少し落ち着いた道を歩いた先にある、小さな2階建てのアパート。
その名も「めぞん・くさなぎ」。
どこか懐かしくて、でも、未来のにおいもする名前だ。
今は和室が主役の1K。
6畳の畳とふすま、大きな押し入れ、木の香りがほんのり残る天井――。
築年数はそれなりに経っているけど、それもまた味。
レトロでおだやかな空間は、なにかを“つくる”人にとって、いい相棒になると思う。
ここは、住まいとしてだけでなく、アトリエや菓子工房としての利用が相談できるという、
ちょっとめずらしい物件。
「創作する人を応援したい」というオーナーさんの思いから、なんとDIYも相談OK。
クロスを貼り替えたり、床を張り替えたり、ちょっとした工夫で“わたしのしごとば”が作れてしまう。
キッチンでバターを溶かして、甘い香りの試作をして、
ふすまの前でそっと写真を撮ってみたり。
そんなふうに、日々の「しごと」を、ていねいに仕込んでいける場所です。
ただの作業場じゃない、アイディアと情熱を詰めこんで、
世界に一つだけの「しごとば」をつくってみませんか?