









そんな暮らしが似合う、昭和の木造2階建て。
見た目はくたびれていて、床もところどころ浮いています。壁にもシミがあり、キッチンやお風呂もレトロの一言。でも、それを「ボロい」と感じるか「味がある」と思えるかで、この家の見え方は変わります。
玄関を入ると、8畳の和室がどんと構えています。畳のにおい、障子ごしのやわらかい光。ちゃぶ台と座布団を置くだけで、なんだか落ち着く空間です。
隣の板の間には観葉植物や本棚を置いて、自分だけの“居心地のいい場所”に育てるのも楽しい。
キッチンは古さ満点。でも、DIY可能なので、自分好みに少しずつ手を加えることができます。「棚つけてみようかな」「タイル貼ってみる?」なんて、ちょっとわくわくする空間です。
お風呂も昔ながらのタイル張り。ブルーの浴槽がむしろ今っぽくて、味わいがあります。トイレは洋式で安心。
階段を上がると、2階には和室が2部屋と洋室がひとつ。洋室にはバルコニーもついていて、洗濯も◎。どの部屋も収納つきで、暮らしやすさはしっかりあります。
「ここを寝室にしよう」「この部屋は作業部屋に」など、暮らしのイメージがふくらむ間取りです。
そして、この家のもうひとつの魅力は庭と縁側。
今は草が生え放題だけれど、手をかければ小さな菜園にもなるし、晴れた日は縁側で日向ぼっこも。すだれをかけて麦茶を飲んだり、障子越しに光を感じたり──そんな日本の四季を、毎日の暮らしの中で味わえる家です。
賃料は月額49,000円。現状渡し・DIY可能です。
手間はかかるけれど、そのぶん、きっとこの家にしかない“自分だけの居心地”が生まれます。
きれいじゃなくてもいい。便利じゃなくてもいい。そう思える方に、そっとおすすめしたい一軒です。