今日はいい天気ですね。
こういう日は、なんだか「蔵前」って町がよく似合います。
風がそよいで、どこかからパンの香りがして、
ふと曲がった路地に、知らないけど妙に気になるお店がひょこっとある。
そんな街。
で、今日ご紹介したいのは、
その蔵前の、ちょっと外れた「三筋」っていう住所の
カミヤミスジクラマエの中の一室。
これがまた、いい意味で“未完成”。
というのも、これからどんどん、育てられる場所なんです。
1階には、バーテンダー野村空人さんの「NOMURA SHOTEN」。
国産ジンやウイスキーが並ぶ酒屋で、ちょい呑みもできる角打ちバー。
2階には、静かに“うつわ”を語りかけてくる「deps.」。
3階には、ろくろの音が聞こえてきそうな陶芸アトリエ。
それらを抜けて、少しアジトっぽい階段を上がると…
今回の空き区画です。
角部屋で、北と東の二面採光。
窓からは、光と静けさがそっと差し込んできます。
ワンルームですが、DIY応相談。
あなたらしさ、まるごと出して大丈夫。
エアコンも残ってますし、前の入居者さんは
ベッド、テーブル、ワインセラーまで詰め込んでました。
それなのに、なんだか心地いい。テレビや雑誌にも出たお部屋です。
お風呂は?と思われた方。
安心してください、「三筋湯」があります。徒歩20秒。
本当に、目の前。立派な宮造りの銭湯です。※現在は休業中ですが、期待して待ちましょう。
トイレと洗面は共用ですが、ちゃんとリノベ済み。
だから、古いけどちゃんと新しい。
そういうバランスの取り方が、この建物の魅力です。
あとちょっとだけ伝えたいのが、
この場所、“家守(やもり)”という役割も担ってくれる方を探しています。
共用部の掃除とか、入居者同士のつなぎ役とか、
まちと人をつなぐ役目。もちろん、報酬もお支払いします。
こんなふうに、「自分だけの空間」+「まちとの接点」が
ひとつの部屋にあるって、なかなかないんじゃないでしょうか。






