リノベーションが終わった4階のお部屋です。
扉を開けると、まず光が入ってきて、そのあとを追いかけるように風が通り抜ける。
ああ、この部屋はちゃんと呼吸しているな、と思います。
ここは、季節がよく見える場所です。
春は、遠くにやわらかな桜色。頬をなでる空気が少し甘くて、「今年も来たね」と家族で笑える。
夏は、敷地のまわりの新緑が濃くなり、空はどこまでも高く澄んでいる。思わず背すじを伸ばしたくなるような、まっすぐな青。
秋は、金木犀の香りがふと風に混ざる。袖口をすり抜ける涼しさに、季節の移ろいを感じる瞬間。
冬は、空がやさしく澄みわたる。冷たいのに透明で、気づけばすぐそばに静かに立っている。
まさしく、季節のことは風が教えてくれる。そんな部屋です。
晴れた日には、遠くに東京スカイツリー。
夜になると、その並びに東京タワーの灯りが見えます。
子どもが「あ、今日は色がちがうよ」と教えてくれるかもしれません。
家族で窓辺に立つ時間が、きっと増えます。
敷地内には公園があります。
休日はそこで思いきり遊ぶのもいいし、ベランダに出れば、
お友達と走り回るお子さんの姿が見える距離感。
見守りながら、夕飯の支度をする。そんな穏やかな時間が、自然に想像できます。
駅までは少し歩きます。でも、その道のりがいい。
空が広くて、静かで、4階という高さがちょうどいい抜け感をくれる。
洗濯物はよく乾き、部屋の奥まで日が入る。風と光が、毎日の味方です。
近くにはせんぱく工舎。少し足をのばせばonetableもあります。
暮らしの中に、文化や人のあたたかさが、さりげなく混ざっている環境です。
新しく生まれ変わった室内は、家族の時間をやわらかく受け止めてくれます。
キッチンに立てば、朝ごはんの音が軽やかに響く。
ダイニングに光が差せば、「いただきます」が自然とそろう。
窓を開けるだけで、季節がわかる。
そんな当たり前が、少しうれしくなるお部屋です。
















