流山・前ヶ崎。
北小金駅から歩いて11分ほどの、高い街区にある一軒家です。
坂を少し登った先にあるその家は、
まるでずっと晴れの日を待っていたかのように、
あたたかな昼がよく似合います。
1981年生まれのこの家は、
このたび内装も設備もまるごと整えられました。
古さを隠すのではなく、
「ここからまた生活が始まる」という合図のように、
まっさらな部屋が迎えてくれます。
リビングには、大きな声も小さな笑い声も似合います。
家族が揃う日曜日の昼下がり、
テーブルの上には、買ってきたパンとスープ。
窓越しに入ってくる“晴れの日のあたたかさ”が、
なんとなく食事の味までやさしくするのです。
4LDKの間取りは、ファミリーにはありがたい器です。
個室を選ぶ楽しさもあれば、
子どもが成長するにつれて部屋の使い方が変わっていく余白もある。
その余白こそ、家の寿命のようなものかもしれません。
高台の家のいいところは、
街のにぎわいから半歩だけ離れているところです。
必要な店は近くに揃っているのに、
帰ってくると少し静かで、風がよく通る。
窓を開けて洗濯物を干していると、
青空に白いシャツがきれいに揺れて、
それだけで“暮らしている”という実感が湧いてきます。
リノベーションというのは、
ただ新しくする作業ではありません。
誰かのこれからの暮らしが、すっと入ってこられるように
余計な違和感を取り除いていく、
そんな手当のような行為です。
だから、この家には無駄な主張がありません。
晴れの日には晴れの日の、
雨の日には雨の日の、
家族のための時間がそのまま流れていくようにできています。
子どもが玄関に上履きを脱ぎ捨てたままどこかへ行ってしまっても、
夕方になれば、家族が揃って食卓に集まってくる。
テレビの音と洗い物の音と、誰かの笑い声が混ざって、
一日の終わりをつくっていく。
そんな暮らしを受け止める準備が、もうできている家です。
晴れの日が似合う場所には、
案外、家族の気配もよく似合うのです。














































