「線路のそば」って聞いて、最初に思い浮かぶのは、たぶん“うるさい”とか“落ち着かない”というイメージかもしれない。
でも、この202号室に入ってしばらく過ごしていると、その考えが少しずつ変わっていく。
電車の音は、意外とリズムを持っていて、生活のテンポを整えてくれるようなところがある。
静けさとは、音がまったくないことじゃなくて、自分に合った“音との距離”なのかもしれない。
ここは池ノ上駅からたった30秒。
代沢の住宅街の中にある「バリーハイツ」は、1998年築のアパート。
この時代の建物らしく、派手さはないけれど、暮らすための工夫がきちんと詰まっている。
角を曲がったら音楽が聴こえてきそうな街並みに、すっと馴染んでいる建物です。
お部屋は1DK、30.55㎡。
洋室とダイニングがしっかり分かれていて、生活にメリハリがつけられる間取り。
収納の中に洗濯機を収められることで、部屋がいつもすっきり整う。
バストイレ別の水回りも、暮らしを整える大切なパーツ。
家賃は124,000円(+共益費5,000円)。
201号室より少しお得なのが、ちょっとした嬉しいポイント。
同じ建物で、同じ広さ。条件もそろっていて、でもちょっと違う“空気”がある。
部屋選びって、スペック以上に“空気感”が大事だったりする。
下北沢までは歩いてすぐ。
駅前でサクッと買い物して、音楽イベントにふらっと寄って、帰ってきて。
そんな日常が、特別じゃなくなる場所。
オーナーさんも音楽好き。
もしかしたら、玄関先でレコードの話が盛り上がるなんて日も、あるかもしれない。
この部屋にいると、少しずつ心の音が整っていく感じがする。
にぎやかさと静けさ、街と自分、音と沈黙。
いろんな「間」のなかで、自分らしいリズムを見つけられる場所。
202号室は、ただ住むだけじゃなくて、暮らしを“聴く”場所でもあるのかもしれません。









