小田急不動産株式会社とomusubi不動産は、2022年4月11日(月)に、空き家再生に関する「基本協定書」を締結いたしました。
近年、少子高齢化・人口減少に伴い社会問題化している、空き家の増加。
東京都内では約80万戸(平成30年住宅・土地統計調査)の空き家が存在し、景観の悪化、防災・防犯機能の低下、廃棄物の不法投棄の誘発等、周辺環境に悪影響を及ぼすことからも、対策が喫緊の課題となっています。
そんな中、小田急沿線では、自治体別で空き家数が全国一となる世田谷区を抱えていることに加え、人口減少による空き家の増加ペースが今後急激に加速することが懸念されています。
そこで小田急不動産とomusubi不動産は、空き家問題の解消に連携・協力して取り組み、築年数の経過した物件の特性を活かした賃貸メニューの開発を行うなど、未活用資産の有効利用、人口流入促進により沿線価値の向上を目指す本協定を締結しました。
今後は両社がこれまで手掛けてきた空き家ビジネスにより蓄積してきたノウハウを結集し、地域社会の持続的な発展を目指して新たなサービスの提供に向けて検討を進めてまいります。