現在ではなかなか見かけなくなってしまった平屋。
広さはどうしても2階建などに比べて劣りますが、階段を行き来する必要がなく、お部屋と庭が一体となった雰囲気が楽しめるという意味でも好まれています。
今ではレアな存在になってしまった平屋長屋。そんなアンティークな賃貸物件が新京成電鉄「みのり台」駅から徒歩6分の場所にありました。
みのり台は、八百屋に駄菓子屋、パン屋に焼き鳥屋など個人商店が多くあり、小さな街だからかゆったり買い物をしながら歩いている人もいて、暮らしをつくるのに丁度良いサイズ感が溢れている街だなあと思います。(マチのオミセで紹介しているパン屋グランクールさんも稔台にあります。【マチのオミセ vol.5】天然酵母パン屋 Grand Coeur(グランクール)
みのり台駅前の商店街通りから少し入ったところにある、まだまだ古くからの戸建も残るゆったりとした時間の流れるエリアの一角に平屋はあります。周りに植えられた植物といい、外装の古めかしさといい、庭と地続きになっている縁側といい、懐かしい感じが漂ってきます。
車も止められそうな広いお庭の方が実は裏手でして、入り口はお隣の家との境目にある細い道の奥にあります。奥のお部屋は物置としてオーナーさんが利用されており、手前がご紹介するお部屋です。
土間の玄関を上がると、すぐにキッチンと水回りがあります。玄関とキッチンが繋がっている物件の多くはどうしても玄関から生活が見えがちですが、この物件はキッチンや水回りがうまく隠されているのでプライバシーが心配な人にも安心して住んでいただけると思います。
何よりも年数を経てヴィンテージ感を増してきた木がいい感じ。柱も味わいが深い色合いに変わってますし、トイレの扉は古民家カフェなどで見かけそうな全面ウッディな感じです。
肝心の水回りですが、お風呂はバランス釜ですが、キッチンは新しいものに交換済み、トイレは洋式になっています。
キッチン奥に6畳と3畳の和室が2室あります。お庭と接していることもあり、それほど狭さを感じませんでした。窓側お隣は一段高いところに家があるので視線が合うことはなく、気兼ねなく生活できると思います。
駅を降りて、駅前の商店街で日々の買い物をして、平屋に帰って来る。そんなシンプルな生活ができるアンティークな平屋長屋で生活してみませんか?