閑静な住宅街に並ぶちょっと異質な賃貸戸建。
外観からは年数を感じるけれどなんか魅力的。
家のカタチも綺麗なわけじゃない。だけど使いづらいわけでもない。
場所もそこまで悪くない。かといって好立地ではない。
条件を整理していくとなんだかまとめずらい。
それなのになんだかとてつもないポテンシャルを感じてしまう賃貸の一軒家が出ました。
北総線の矢切駅と北国分駅のちょうど真ん中にあるこの物件は、昭和46年に建てられた2階建てのレトロな戸建。46㎡で3Kという間取りは意外と珍しいタイプです。
お部屋にキッチン、トイレなどは内装済のためキレイなのですが、よく見ると個性があって例えば
お風呂は今はとても珍しくなった「キレイなバランス釜」がついています。
タイルも交換してくれていて気持ちが良いのですが、よく見ると富士山の絵があったりして、遊び心がくすぐられちゃう。
2階の各部屋も問題ないくらいにキレイで、でもよく見ると猫型ロボットが3体は格納出来そうな大きな収納があります。
キッチンの横には洗濯機が備え付けであるし、なんだろう。なんかかわいらしくて、決してピカピカ物件じゃないのに文句が全く付けられないんです。
お家賃もかなり抑えめなのですが、理由は1つ。敷地内にある倉庫をオーナーさんが年に1回くらい荷物の出し入れで使いたいから安くしますとのこと。
レアな条件付きなのですが、でも入口部分の駐車場スペースも込で家賃に含まれているので、これって実はとってもお手ごろ物件なのでは?
もし駐車場を使わないならイスとテーブルを並べてテラスにしてもいいし、スペースはかなり広いから友達何人か集めてプチマルシェみたいなのを開いてもいい。
ワンルームと大差ない賃料なので、1人で2階に住んで1階では少人数のみの教室を開いたりもできそう。
しかも内容次第ではDIYもOKになるかもしれないとのこと。
なんだろう、ほんとに噛めば噛むほど味が出てくる。
そんなするめハウスを存分に味わって暮らして頂ける方、その気持ちを噛み締めながら一度お部屋を見てあげてください。