千葉県松戸市にあるレトロな「牧の原団地」。敷地が広く緑が豊かで全戸南向き。
そして市内で唯一の駅徒歩圏内の分譲団地です!
その牧の原団地のお部屋のうち、弊社が管理している1室を
DIYでリノベーションして賃貸する予定です。
そんな団地のリノベーションをワークショップを通じて体験していただこうというのが、
「DIYで賃貸団地をリノベーション」です。
床の下地や水回りに関わる部分はプロの職人さんが手がけますが、一部解体や壁塗り、床張りはDIYワークショップを通じての完成を目指すDIYで賃貸団地をリノベーション。
8/29(土)vol.3「無垢材フローリング張り」、9/19(土)vol.4「続:無垢材フローリング張り」でした。当日の様子をレポートでお届けします。
omusubi不動産からの挨拶と簡単な自己紹介をしてもらった後は、床張り作業の流れを説明していきます。
今回使用する無垢材は、足触りが柔らかく温かみのある杉の無垢材です。
無垢材の木口部分(両端)に歪みがあると、床を張り合わせた時に隙間ができてしまうため両方の木口部分を丸ノコで直角にカットしていきます。
歯の厚みを考慮し、線の内側・外側のどちらを切り、どちらを残すのかをしっかり理解して切るのが重要。
カットした木口面はやすりでなめらかになるよう面取りをしていきます。手間のかかる作業ですが、面取りをすることで無垢材の上を歩く際の引っかかりがなくなり、なめらかになります。
面取りができた後は、さっそく床材を打ち付けます。今回使った工具はこの3つ。
無垢材の横が凹凸になっており、それをひとつずつはめこんでいきます。この凹凸の部分を実(さね)といいます。
雄実(凸部分)の出っ張りの根元から内側に向けて、釘を斜め45度に打ち込んでいきます。
ある程度まで打ちつけたら、金槌で無垢材を傷つけないよう釘〆を当てながら打ち込んでいきます。釘の頭が出っ張っていると凹凸部分がはめにくくなってしまうため、少しめりこむまで打ち込みます。
凹凸の実をはめ込んでいくときは、直接無垢材を叩くと傷がついてしまったり、割れてしますので、必ずあて木をしてはめ込んでいきます。
無垢材は季節に合わせて伸縮するためぴったりはめ込んでしまうと、膨張した際に反り返りを起こしてしまい、ひび割れなどが起きてしまうそう。
そのため、あえて隙間をあけさせるためにスペーサーという道具を無垢材の間にかませていきます。今回は結束バンドを短く切って代用してみました。
多数決の結果、オーガニックレストランCAMOOさんへ♪
CAMOOさん特製オムライスは、素材の味を引き立たせる素朴な味でクセにある美味しさです。
午後の作業はみなさん自然と役割分担ができ、手慣れた様子で作業をしていました。
物件の詳細はこちらをご覧ください。<牧の原団地1F DIYリノベーション>
【今後の予定】
10月予定:vol.4「無垢材フローリングに蜜蝋ワックスを塗ろう」
10月予定:vol.5「キッチンのDIYアレンジにチャレンジ!」