千葉県柏市にあるレトロな一軒家。敷地が広く緑も豊かなこのおうちを昨年ご購入されたnahoさんご夫婦は、この家をカフェ空間にリノベーションする予定。設計は、omusubi不動産の隣にオフィスを構える大畠稜司建築設計事務所が担当しています。
そんなnahoさん宅のカフェ空間づくりをDIYワークショップで体験してしまおうというのが、
「DIYリノベでカフェ空間をつくろう」です。
基礎や下地、構造に関わる部分はプロの大工さんが手がけますが、解体や壁塗り、床貼りはDIYワークショップを通じて造りあげていきます。全8回での完成を目指すDIYでのカフェ空間づくり。
7/26(日)はvol.5「1階の壁に漆喰を塗ろう」でした。当日の様子をレポートでご紹介していきます。
まずはお馴染みの自己紹介と今回の作業内容の説明を行います。家の周りがブルーシートで覆われていたため、薄暗い雰囲気になってしまっていますが、みなさん元気にやる気いっぱいです!
今回は漆喰を塗る前の下地作業から行います。まずは柱や建具を汚さないためにマスキングをしていきます。角や際の細かいところもマスキングをしておくことで、気兼ねなく作業することができます。
今回のお部屋は床張りの作業前で多少汚れてもいいとのことで養生はしませんでしたが、ご自宅のお部屋などの壁塗りをする際は、床などの汚れ防止のためにしっかり養生をしておくと後片付けや掃除もラクに済みます。
粉末タイプのパテを水に溶かして少し硬めになるまで練っていきます。
パテ埋めで下地のくぼみなどの欠陥を埋めて、平らかにしていきます。パテは乾くと少し凹んでくるため、2・3回パテ埋めをして凹凸がない状態にしてから、乾いたパテをヤスリでさらになめらかにしていきます。
パテが乾いているところから、下地のシーラーを塗っていきます。砂壁の場合は、パテ埋めをせずに直接シーラーを塗っていいそうです。
みなさん職人さんのように黙々と作業していてとっても真剣!
一息ついたタイミングで、「そろそろゴハンなので、みなさん降りてきて手を洗ってください〜♪」と嬉しい掛け声が。
今回のランチは、nahoさんお手製の野菜たっぷりタコライス。トロっと玉子が食欲をそそり、箸がすすむ美味しさです。
夏といえばスイカ!nahoさんのお父さんから嬉しい差し入れをいただきましたー!
つかの間の休息で力を蓄えたあとは、ローラーでコロコロ漆喰塗り。
下地作業から体験することで、作る過程がしっかり見えているので自分でも手直しができるようになります。
みなさんも是非一度漆喰塗りを体験してみてはいかがでしょうか♪
(text:mari)
【今後の予定】
9月(日にち未定):vol.7「仕上げに蜜蝋ワックスをかけよう」