日本の道百選に選ばれているさくら通りや、常盤平団地で有名な千葉県松戸市常盤平地区。
元々、高度経済成長期に建物が建設されたエリアで買い物などもしやすいほか、街路樹なども整備されていて住みやすい町並みになっています。
レトロなマンションや団地などが街の主な景色となっていましたが、ここ10年くらいの間に新たに比較的低層なマンションがいくつかの新築され新旧の建築物がまざり、景色も明るく変わっていきました。
今回ご紹介するのは、そんなここ数年で建てられたマンションの中で、異彩なカラーを放つ物件。
マンションなのに2階建てというメゾネット型のお部屋のリノベーションされた一室をご紹介いたします。
新京成線常盤平駅から徒歩10分。さくら通りからゆるやかな下り坂をくだり、常盤平団地のもっとも端っこの向かい側に凛と建っているのが今回ご紹介するヴェルビュ常盤平です。
外観はタイル張りで平成26年8月に大規模修繕が完了したためキレイ。オートロックを開けて2階に向かい玄関を開けたところから、このマンションの特徴が現れてきます。
2階建てなのに2階から入るというのもメゾネットマンションならではの面白さですね。
間取りは3LDK。2階に玄関、洋室、和室、リビングにキッチンお風呂トイレがあり、階段を下った1階には15帖という広々した1部屋とトイレがあります。
室内もよくあるリノベーションとは異なり、北欧風に仕上げられています。まず壁は部分的にというかほとんどが漆喰仕様。床もリビングと洋室は無垢材風のフローリングになっています。
照明も小柄な金物傘に電球がついていますし、室内の小窓に建具など全てアンティーク調の木枠でつくられています。
単に見た目をよくしているだけでなく、使い勝手も◎。キッチンは広めのシンクに伸ばせるシャワーヘッド。そして3つ口のビルトインコンロがついています。
お風呂は足を伸ばしてもゆったり入れそうなユニットバスにトイレも新品になっています。
さらに室内においてあるインテリアはコーディネータさんのもとレイアウトされていて、こちらも無料でついてきます。
マンションなのにフロアがわかれているので、例えば1階は音楽の制作をするスペースや自転車いじりなど趣味のお部屋に。2階は生活しつつも一般的なリノベーションとかではない空間で暮らしたいという方にぴったりな感じ。
正直、常盤平という地域らしからぬ内装のクオリティとメゾネットという形態。かなりレアで面白い物件ですので、セキュリティ上のことを考えると戸建てよりマンション派だけど、ちょっと質を上げた部屋を購入したいという方にオススメです。