昭和40年代に建てられた分譲マンション。
年数は古いですが、この時代のマンションは各デベロッパーが会社の尊厳をかけて建てた物も多く、今では見られないような太い梁や美しいアーチなどはレトロ物件好きを唸らせ続けています。
今回ご紹介するのは、そんなレトロ好きにはたまらないような分譲賃貸マンション。個人的にはやられてしまったフォントも含めて、さっそく見て行きましょう。
物件取材の当日、私はもはや部屋に入る前に唸ってしまいました。まず目を奪われたのはマンションのエントランス!
西洋風のアーチに、扉部分まで伸びた植栽。そして床に貼られた赤いタイルはまるでお城の入り口のよう。その奥に見える各部屋のバルコニー部分の凹凸も、ファンは見逃さないでしょう。
エントランスを進むと今度はマンションのネームプレートにうっとり。銅板に掘られた懐かしさを感じさせるフォントにしばしば見入ってしまいまいた。
数々の誘惑を振り払いやっとエントランスをくぐると、今度はその管理体制に安堵感を覚えます。
新しく交換されたエレベーターに、玄関扉。数年前の大規模修繕で直されたそうです。
ようやく室内につくと、中も年数を感じさせずに比較的キレイです。
キッチンはシングルレバーで、壁面もよく磨かれていて◎
洗面化粧台、お風呂も数年前に交換済のため、年数が古い物件にありがちな汚れはなく、水回りの状態に敏感な方でも問題ないと思います。
またお部屋の間取りは2DK。和室の障子をあければ、大きな一部屋なるため、お子様連れのファミリー、カップル、単身者のどなたでも使いやすいカタチになっています。
また5階部分なので眺望も良好!向きは東向きで角部屋のため、採光もgoodです。
キレイに保たれた室内に、良好な管理体制。何よりも節々から伝わるレトロ感満載の魅力。
レトロなリノベ物件とまでは行きませんが、レトロで綺麗なお部屋をお探しの方にはぴったりではないでしょうか?