憧れの古民家暮らし。
陽があたってぽかぽかする縁側があって、みかんを食べながらのんびりしたり、珈琲を飲みながら読書にふけってみたり。
ちょっと読み疲れてふと庭に目をやると、紫陽花が花をつけ始めていて、もうすぐ梅雨入りだなあなんて季節の変化を感じることができて、時間がゆっくり過ぎていく憩いの場所。
今回ご紹介するのはそんなのどかな縁側とお庭がある平屋の古民家。
しかもDIYでの改装も出来てしまうという古民家好きには願ったり叶ったりな賃貸物件をご紹介いたします。
市川市国分4丁目。最寄りの駅からはどちらも大体徒歩25分という静かな住宅街にこの古民家はあります。
門をあけると石畳が敷いてあって、ツツジや紫陽花などの植裁が豊かなお庭が登場。お庭を眺めたいところですが、まずはおうちを見て行きたいと思います。
玄関を開けるとそこにはおばあちゃんちを思い出さずにはいられないレトロな廊下。
ネジ式の鍵が付いている木の窓をひらき、木製の雨戸をあけるとこの物件の魅力が凝縮した縁側と太陽の光が目に飛び込んできます。縁側でのんびりしたいところですが、一旦家全体を俯瞰してみます。
室内は5SLDK。雰囲気のある和室が2部屋に板の間が1部屋。さらに増築した和室と物入れのような洋室があるほか、お風呂キッチントイレに、手洗い場と納戸があります。
面積は75㎡ですが、未登記部分があるため実際はもう少し広くなります。
古民家ですので、ひとつひとつの建具が素敵。和室の障子に、押入れやトイレの扉はそこに佇むだけで時の積み重ねを伝えてくれます。
縁側に面した和室はそこにいること自体が贅沢に感じられてしまう空間。差し込む木漏れ陽。柱の美しさや欄間の味わい。そして床の間の気品が日本古来の景色となり、心を落ち着けてくれます。
北側の廊下からキッチンはTHE古民家な空間。照明のぼんやりとした橙色の明るさと、黒く輝かく板張りの床が生活の一部になるんだと思うと胸が踊らずにはいられません。
古民家ですがキッチンは比較的新しく、使い勝手は悪く無さそう。洗濯機置場となっている物置も土間のように使えそうです。
増築部分の洋室と和室も色々用途が考えられそうです。
加えてDIYでの改装が可能ですので、さらに好きな空間へとアレンジすることができます。
古民家らしさを残すため、欄間や柱、木枠の窓の解体や塗装はできませんが壁に漆喰をぬったりすることは可能。古い部分に一部制限がある分、増築部分の和室や洋室は逆におもいっきりDIYができます。
例えば、縁側の床のカーペットを剥がして無垢材を上張りして古民家の良さを取り戻し、和室は少し明るくするため白い漆喰をぬりぬり。照明もアンティークな和照明に交換し、ちゃぶだいとこたつとみかんが似合うお部屋に戻してあげます。
一方で増築部分の和室は畳をはがして板張りに。壁はグリーンやブルーのヴィンテージカラーにして家全体のアクセントになるようなお部屋に変更。物入のような洋室は棚をつくって、収納部分を増やしDIYでの作業がしやすい工房にかえるなんてこともできます。
駅からは徒歩だと多少距離がありますが、その分敷地内に駐車場が一台分ありその分も賃料に含まれています。
オーナーさんのご親族が大事に暮らされてきたご自宅。丁寧に管理されていたため、目立った損傷もありません。
節々に感じられる暮らしのあとにご自分のエッセンスを加えて、、、とかきれいな言葉で飾る前にとにかく古民家の縁側でのんびりしたーいという素直な気持ちを持った方にぴったりなお部屋だと思います。
※写真等は前回の募集時のもののため、現況異なる場合がございます。