市川市国府台に女性クリエーターを応援するシェアハウス「アトリエ029(ゼロニーキュー)」が誕生しました! 生活空間をほかの入居者とシェアするだけでなく、共用アトリエが併設され、創作のための空間もシェアできる希少な物件です。
立地は、「都心から一番近い里山」と呼ばれ、アーティストが多く暮らす“奥市川”。北総線矢切駅から徒歩13分、JR市川駅やJR松戸駅からはバスが利用でき、「じゅん菜池緑地」からもほど近いのどかなエリアです。
シェアハウス「アトリエ029」はできたてホヤホヤのため、まずはこちらに住みながら、入居者のリーダー的存在になってくれるマネージャーさんを1名募集します。
マネージャーさんには、管理・運営担当の不動産会社と一緒に運用規則を決めていただきます。共用部分の使用ルールなど、入居者同士が快適に暮らせる細かなルールづくりにも協力していただく代わりに、月々の家賃はリーズナブルに設定。
さっそく気になる物件の様子を見ていきましょう!
松戸街道沿いのバス停「公民館」の目の前に立つ「アトリエ029」。「小林精肉店」というお肉屋さんだった築50年の建物をリノベーションした、女性クリエーターのためのシェアハウスです。
企画したのは、市川市で交流イベントの開催などをおこなう「フリースタイル市川」さん。設計を手がけた「タンポポデザイン」野口淳さん、物件オーナーの「京葉不動産管理」さんとのコラボレーションで、アートが身近にある街づくりの一環として、女性クリエーターを応援するシェアハウスが生まれました。
入り口を入ってすぐに登場するのは入居者共用のリビング・ダイニング。作品を発表したり、地域の方々と交流したりできる共用ギャラリーとしても機能するスペースです。お肉屋さんだった名残の特大の冷蔵庫は、収納スペースとして便利に使えそう。
▲アトリエオープン時の様子(写真提供:京葉不動産管理)
この日は、「シェアハウス029」のオープン記念として、アーティストのくずはらまりさん、宗宮瞳さんによる「二人展」が開催されていました。
こちらは共用のキッチン(1階)です。ほぼ同サイズのキッチンが2階にもあり、ほかの入居者と譲り合いながらも、がっつり料理を楽しむことができそう。
すぐ横のスペースにはダイニングテーブルが置かれる予定なので、入居者同士の交流の場として活躍します。
こちらは共用アトリエです。一般的な賃貸物件の場合、創作活動が制約されてしまうことも多々ありますが、ここなら思い切り作品づくりに打ち込むことが可能。入居者とひとつのアトリエをシェアすることで、新たなインスピレーションも生まれそうです。
筆などを洗うのに便利なシンクのほか、一角には画材や作品などのストックスペースも完備。かゆいところに手が届く、クリエーター向けならではの物件です。
こちらは共用の洗面所&浴室です。シャワー室のみというシェアハウスもありますが、ゆったり足を伸ばして湯舟につかれるなんて贅沢ですよね。今回募集するマネージャーさんには、浴室などの使用ルールについても一緒に考えていただきたいそうです。
入居者(全5名を予定)のプライベートルームはすべて2階にあり、マネージャーさん用の部屋はこちら。約4畳とコンパクトな広さながら、南側と西側に窓のある明るい空間です。
築50年のレトロな雰囲気を残しながら、床や壁はきれいにリノベーション済み。壁の一面だけマスタード色が使われているのがポイントです。
「創作」「生活」「発信」の3つの要素を、ほかの入居者や地域の方々とシェアできる場として誕生した「アトリエ029」(029は “お肉=オニク”から)。近所の方々が子どものころ、“はじめてのおつかい”をしたお店といえば「アトリエ029」の前身の「小林精肉店」だったとか。
かつてのお肉屋さんのように街に開かれた場所をめざして、マネージャー兼入居者として「アトリエ029」を運営してくださる女性クリエーターさん、ご応募をお待ちしています!
文章:志賀 朝子 写真:motoki adachi
※お問い合わせのお返事、ご案内などは管理・運営会社である「京葉不動産管理」さまにご対応いただきます