リノベーションのように後からでは替えることができない、住まいの周辺環境。中でも窓から見える景色は、どんなインテリアよりも暮らしに与える影響が大きい気がしています。
今回はそんな周辺環境が充実した、自然豊かな立地が魅力のマンションの1室をご紹介します。
JR常磐線・新京成電鉄の2路線を利用できる松戸駅から徒歩16分。
駅周辺の繁華街を抜け、緑豊かな戸定邸やのどかな雰囲気の線路沿いを歩いた先にある8階建てのマンションの1室で、入居者さんを募集中です。
今回のお部屋があるのはマンションの最上階。エレベーターホールを抜けるとパッと視界が開けて、建物の向こう側にある木々がひょっこりとお出迎えしてくれます。
実はこのマンション、千葉大学キャンパスのイギリス式庭園と隣接しており、青々とした自然の風景をお裾分けしてもらえるのです。
お部屋があるのは廊下を進んだ一番端。つまり角部屋です。視界の先に広がる、開けた眺望が気持ちいい!
これはお部屋からの眺望も、かなり期待できそう。期待に胸を膨らませながら玄関のドアを開けると…
玄関から廊下を抜けた先に見えるこの景色! 緑あふれる美しい景色が、まるでバーチャル背景のように窓いっぱいに広がっています。
あまりに気持ちがいいのでこの日は窓を開けながら撮影しましたが、撮影中も木々のざわめきが聞こえてきて、終始癒されていました。
この眺望を楽しめるのは、部屋の一番奥側にある2間続きの和室です。
築年数は古いですが清潔感があり、以前の家主さんがとても丁寧に暮らしていたことがうかがえます。
2つの和室は同じ広さ。間にあるふすまを取り払って、広いリビングとして使うのもいいですね。
はたまた仕切りを生かして一方を寝室にし、この緑あふれる風景とともに朝を迎えたらとんでもなく目覚めがよくなりそう…。
入って右手の和室には収納がついているので、あえて敷布団にして暮らしてみるのも風情がありますね。
木の温もりを感じる内装が味わい深く、欄間や天井、照明などから、細部に至るこだわりを感じます。
「レトロ」という言葉も似合いますが、どこか風格を感じる内装は「ヴィンテージ」とも呼びたくなってしまうほど。
隣の和室は押し入れがない分、入り口がひろびろとしています。キッチンからの導線もスムーズなので、こちらをリビングとして使うのがよさそう。
琉球畳などに張り替えれば、もともとの和室のよさを残しつつモダンなリビングへと生まれ変わりそうです。
和室に隣接するのは、広々としたダイニングキッチン。引き戸になっているので、テーブルと椅子を置いてもぶつかる心配はありません。
キッチンはコンパクトですが、吊り戸棚含めて収納はたっぷり用意されています。(頭上の吊り戸棚は、端から端まですべて使えます!)
シンク上のガラス戸の棚は、ちょっと珍しくて可愛らしいデザイン。お気に入りの食器たちを見せて収納すれば、見た目にもおしゃれで使いやすそう。
その隣には食器を乾かせるスペースもあり、コンパクトなキッチンですが省スペースで使える工夫が嬉しいポイントです。
キッチンの向かいにある収納は、高さの調節が可能。湿気だけ気をつけて、パントリーのように使ってもよさそうですね。
こちらは玄関から一番近い洋室。壁紙などは古い状態のまま残されているので、好みの内装にリノベーションしていただくのがおすすめ。
収納も、棚板を取り払ってコートなどの洋服をかけられるクローゼットにしたら使いやすそうですね。
水回りは築年数相応の雰囲気ですが、清潔感があります。
古さを感じてしまう部分は使いやすいようにリノベーションしていただくのがおすすめです。
駅から物件までは少し歩きますが、のどかで緑豊かな立地のため、四季を感じながらお散歩ができて気持ちがいいです。
マンションまでの道中にある国指定重要文化財の「戸定邸」(戸定歴史館)は、omusubi不動産が運営に携わる国際フェスティバル「科学と芸術の丘」も開催されている場所。
明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物と言われていて、美しい庭園(国指定名勝)では四季折々の自然が楽しめます。
▲ベランダからの景色
都内への便もよく賑わいのある松戸駅が最寄りでありながら、こんなにも豊かな自然を楽しめるお部屋。リノベーションだけでは引き出せないポテンシャルを、十分に楽しんでいただけるはずです。