8LAB(ハチラボ)は千葉県松戸市八ヶ崎にある8スペースのシェアアトリエ。
元々は広い敷地の中に建つ2世帯住宅で、DIYでのものづくりが大好きなオーナーさん家族が暮らしていました。
この場所をクラフト作家、デザイナー、お菓子屋さんなど多様な人が集まるものづくりスペースとなるよう今年の4月から運営がスタート!
3/29(日)にプレオープンイベントとして、広いお庭でお花見&トークイベントを開催いたしました。
当日の様子をレポートでお届けいたします。
■第1部〜お花見&8LAB見学ツアー〜
広々とした8LAB敷地内で、ブルーシートを広げてみんなでお花見をしました!みなさんDIYでものづくりをしている方々ばかりで、自分とはちがうものづくりのお話を伺えて楽しそうでした。
夕方に近づき肌寒くなってきたところで室内へ移動し、8LABシェアアトリエの見学ツアーへ!
図面を配布し、roomAからroomHまで一部屋ずつご紹介です。
roomB,roomC:今回のトークイベント会場も2部屋に区切り募集します。(現在roomCのみ募集中です。)
サンルームとも面しているので、使い手によって色々できそう!
roomF:唯一、専用のキッチンが付いているお部屋。
アトリエの中に、疲れた時にコーヒーが飲めるカフェがあるのも素敵だね〜なんて声もちらほら。。
roomD:広々としたサンルームも、一つのお部屋として有効活用。この広さのサンルームに一体どんな風に使えるか頭をフル回転して想像していました!
オーナーのアトリエであるroomAに”8LAB工作室”というロゴを発見!
今回の見学ツアーに合わせて、ものづくりの好きなオーナーさんが8LABのロゴを作ってくれました。
「このお部屋ならこんなことができる。」「ここをこうしたらこんな風になる。」などなど、想像をふくらませながら時に真剣に、時に笑いながら、楽しそうに見学していました。
■第2部〜ものづくりを通じて場作りやスペースの運営についてみんなで考えてよう〜
イベント後半は、2人のゲストをお招きしてトークイベントです。まずはomusubi不動産の殿塚から自己紹介を兼ねて8labの説明を。
PARADISE AIR Directorの庄子渉さんは、クリエイティブな場の作り方についてお話ししてくださいました。
KUMIKIプロジェクトの桑原憂貴さんはDIYで空間をつくる自らの活動紹介をしてくださいました。
イベント終了後は、みなさんお菓子をつまみながら自由に談笑されていました。
今まで空き家だった8lab。ただ人が集まるだけでまるで建物に命が吹き込まれるように、いきいきしているように感じます。
スタートしたばかりの8labですが、おかげさまでご入居もはじまりいよいよ本格的に運営が始まります!これからゆっくりと育っていくスペースですので、是非温かく見守って頂けると幸いです。
(text:mari)
【ゲスト】
庄子 渉|Shoji Wataru
PARADISE AIRディレクター、東京芸術大学教育研究助手。2010年、東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。在学中、音楽家や建築家とともに古民家を改装したアートスペース「おっとり舎」を立ち上げ、国内外のアーティストを迎えて様々な公演や展示の企画、制作を行う。卒業後「松戸アートラインプロジェクト」の企画や運営を担当し、2012年に「松戸まちづくり会議」の立ち上げに携わる。現在は、松戸駅前のパチンコ店上層階の遊休空間を活用したアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」の他、アーティストや住民と協働しながら、地域資源を活かした創造的なまちづくり「暮らしの芸術都市」に取り組んでいる。
桑原憂貴
84年群馬生まれ。東日本大震災をきっかけに「つくる楽しみとつながる喜びをすべての人へ」をコンセプトに岩手県陸前高田市で起業。湘南との2地域居住をしながら、製材所や福祉作業所と連携し、家具から家まで組み立てられる国産杉キットの開発「KUMIKIプロジェクト」に取り組む。現在は、DIYを学べる木工房「ものづくりの遊び場CABIN」のほか、暮らしをDIYしたい人のお部屋探し「CUSTOMROOM」を運営。手間を愛着に変える心地良い暮らしを提案している。