千葉県柏市にあるレトロな一軒家。敷地が広く緑も豊かなこのおうちを昨年ご購入されたnahoさんご夫婦は、この家をカフェ空間にリノベーションする予定。設計は、omusubi不動産の隣にオフィスを構える大畠稜司建築設計事務所が担当しています。
そんなnahoさん宅のカフェ空間づくりをDIYワークショップで体験してしまおうというのが、
「DIYリノベでカフェ空間をつくろう」です。
基礎や下地、構造に関わる部分はプロの大工さんが手がけますが、解体や壁塗り、床貼りはDIYワークショップを通じて造りあげていきます。全8回での完成を目指すDIYでのカフェ空間づくり。
4月12日(日)はvol.2「壁紙をはがそう」でした。当日の様子をレポートでご紹介していきます。
簡単な自己紹介を終えたところで、講師の大畠さんから壁紙はがしの説明をしていただきました。
スクレーパー(へら状の器具)で壁紙を軽く削り剥がすと、白い裏紙の下から黄色の石膏ボードが見えてきます。
裏紙を残さずに石膏ボードが見えるまで剥がすと、次回の壁紙をよりきれいに仕上げることができるそうですが、残っていてもそこまで問題はないそうです。
裏紙まできれいに剥がすのは手間もかかって大変ということで、今回は剥がしにくい裏紙は無理に剥がさず、まずは壁紙をきれいに剥がすことに!
■やめられない・とまらない・スルっと壁紙はがし
まずは階段部分から作業スタート!
普段は小さな傷ひとつでもつけないよう気を付けている壁紙を、スクレーパー(へら状の器具)で削り剥がすということにみなさん最初は戸惑いつつも、とても楽しそうに作業をしていました。
スルスルっと剥がれていく感触がなんとも言えない爽快感!
狭いスペースで作業をしにくい箇所に、みなさん試行錯誤しながら作業されていました。
足場が不安定な階段上の天井部分も身軽に作業をこなす参加者さん。職人さんのような動きに他の参加者さんから頼もしい!と歓声があがっていました。
壁紙は、種類や貼り方などにもよるそうですが、手でも簡単に剥がすことができます。一度剥がすとどこまでも剥がれていきそうな勢い!
貼られていた形通りキレイに剥がすことができたときは、ついつい自慢したくなってしまいます♪
■美味しい香りに誘われて、nahoさんお手製ランチタイム
晴れ晴れとしたいいお天気のもと、開放感たっぷりにお庭で頂く方も♪
第2回目のランチは、nahoさんお手製ガパオライスでした。ちょっぴりスパイシーな濃厚ガパオが疲れた体に染み込み、ライスがどんどんすすむ美味しさ!!
■壁紙落としという名の壁紙はがし
お腹いっぱい美味しいランチを頂いた後は、キッチンスペースの壁紙はがしです。
こちらの壁紙は簡単に剥がすことができず、悪戦苦闘。剥がすというより削り落とすといったかんじでした。
つい見落としがちな天井の壁紙も忘れずに!脚立に乗りながらの不安定な作業のため、慎重に体の向きや手を変えながら行っていました。下に人がいるときは、スクレーパーや壁紙をむやみに落とさないよう気をつけないといけません。
薄紙が残ったままのため、ビフォー・アフターが多少わかりにくいかもしれませんが、壁紙はがし無事終了です!
作業を始めた頃は、あっという間に終わるかな〜と思っていましたが、だいたいの壁紙をはがしたところで、この棚の上がまだ!あそこの天井がまだ!と意外と見えていないところにもたくさん壁紙が貼られていることに気が付きました。
ぐるりとお家の中を見回してみると、今までとは違う新たな我が家の一面を見つけることができるかもしれませんね(^^)
このボロボロになった壁が、一体どんなステキな壁へと変わるのかは、次回のお楽しみ!
(text:mari)
次回は6月14日(日)DIYでカフェ空間をつくろう vol.3「2階の壁に漆喰を塗ろう」です。(申込み受付中)
【今後の予定】
6月14日:vol.3「2階の壁に漆喰を塗ろう」
6月28日:vol.4「2階の床に無垢材をはろう」
7月12日:vol.5「1階の壁に漆喰を塗ろう」
7月26日:vol.6「1階の床に無垢材をはろう」
8月(日にち未定):vol.7「仕上げに蜜蝋ワックスをかけよう」