ここは江戸時代から、弘法湯という霊泉を使用した共同浴場があった場所でした。1885年に渋谷駅が開業し、近郊からもさまざまな人が訪れる場所に。旅の途中で休憩や癒しを求める場所として、人の交流とともに情報も飛び交っていました。周辺には花街だった名残がいくつも。当時芸者さんたちが行き来していた「花街階段」が残っており、辺りは「裏渋谷通り」とも言われるようになりました。
(データの提供はオーナーの佐藤 豊さま)
渋谷駅までは徒歩約8分ほどの立地です。道玄坂を登ったあたりの交番の写真でピンと来る方もいらっしゃるのではないのでしょうか。写真真ん中の道をまっすぐ歩くとすぐに神泉駅に辿り着けます。
「神泉」駅に道路をはさんで隣接するビルが、今回募集するフロアがある建物になります。住所は渋谷区神泉町。東京の中心地である渋谷も徒歩圏内という立地であるにも関わらず、踏切の音が聞こえどこか懐かさを感じる場所でもあります。
(写真の正面「神泉」駅の左手にあるビルです)
室内を見てみましょう。間取りは正方形に近くレイアウトしやすい形です。前入居者はクリニックで写真の空調やトイレなどは残置物として引き続きご利用いただけます。以前は映画監督が加盟する協会「日本映画監督協会」が入居していたことも。文化的な匂いも漂います。今回飲食店の応募はオーナーさまの意向によりご遠慮いただいておりますが、室内には給排水・ガスの引き込みもありますのでキッチンをつくる際はご利用いただけます。
ビルの1階はオーナーさまご自身で営業されている喫茶店があります(現在コロナ禍を考慮し休業中)。また写真家でもあり様々な私物のカメラがずらり展示されています。ご興味ある方からするとかなり惹かれるものなのでは..!(お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが写真右下にクレジット表記をしているものがあります。室内や外観などの写真はオーナーさまに撮影いただいたものです)
利用用途としては事務所やアトリエ、物販店舗など。
ピンとくる方、ぜひお問い合わせください。
****備考****
※飲食店はご遠慮いただいております。
※空調、洗面台、トイレ、入り口の自動扉は残置物になります。
※企画審査がございます。申込の際は企画書(書式フリー)をご準備ください。