自給自足の街をテーマに飲み語り合うgreen drinks 松戸。
そのvol.2が7月24日に旨い野菜のレストラン“organic CAMOO”で行われました。今回のテーマは「自給的なwedding」。
結婚式と言えばお金を払って作ってもらうものと思っている人も多いはず。それももちろん素晴らしいけれど、僕らが自分たちの手で作る「自給的なwedding」もできるんじゃないかなあ。今回はゲストに柿原優紀さん、小堀聡子さん(アウトドアでの結婚式を提案するH.O.Wのお二人)をお招きして、アウトドアウェディングのHOW TOと松戸で実現できそうなところを紹介してもらいました。
アウトドアウェディングって何がいいの?
お二人がアウトドアウェディングに興味を持った理由はなんだったのでしょうか。
柿原さんは昨年、ご自分が結婚したのをきっかけに「もっと自分らしい自由な結婚式はできないのかな」と思ったこと、一方の小堀さんは元々超メジャー結婚情報誌で働いていた際に「結婚式ビジネス」に違和感を感じたことがきっかけだそうです。そんなお二人が思うアウトドアウェディングのいいところは…
- 場所:既存のウエディング会場を飛び出して、自分たちらしい場所でウエディングをしよう。
- 人数:呼びたい人をみんな呼べるウエディングに。細かい人数調整や席次は、なくてもいい。
- お金:平均予算 330.7 万円? 「お金がかかるから、ウエディングはしない」なんて、もったいない!
- スタイル:「自分たちらしいスタイル」は、ふたりが決める。
- 時間:時間制限は、自分たちで決める。夜通しのキャンプウエディングも、旅ウエディングあり!
ではそれは一体どういうことなんでしょうか。事例をもとにお話しを聞いて行きました。
キャンプ場ではこうでした
まずはキャンプ場で結婚式をしたカップルの事例を紹介して頂きました。
ここでは何もかもが手作りで、本当に何もないキャンプ場にティピを建てるところからスタート。設営は参加者の方にお手伝いしてもらいながら、手探りで建てたそうです。新郎新婦入場やセレモニーも音楽や司会をご友人に手伝ってもらったそうです。
この時のポイントはズバリ“人選”
人前で話すことが好きな人に司会をお願いしたり、音楽が得意な人に演奏をお願いするなど喜んでやってくれそうな人にお願いして手伝ってもらうことが重要だそうです。面白かったのは、運営スタッフを誰にお願いすればいいのかという話し。
これを友人に頼んでしまうと、せっかく結婚式に来てくれてもその人は楽しめない。
かといって誰かを雇うとお金もかかるし。。
そこでH.O.Wがおススメする方法は「アウトドアウェディングをしたいと思っているカップル」にお願いすること。
これならスタッフとして手伝うことで彼らの勉強にもなるし、招待した友人たちも
楽しむことができる。なんともうまいアイデアです!そして夜はキャンプファイヤーをして、テントで宿泊。これで時間を気にせず楽しめますね。松戸ではどこでできるだろうか?
話しを聞いているだけでワクワクするアウトドアウェディング!
他にも廃校となった学校や島でも実際に行われた例があるそうです。
つまり大切なのはアウトドアウェディングができる「空間を探すこと」
では松戸ではどんな空間が考えられるのでしょうか。
柿原さんは「江戸川の河川敷」を候補地として挙げてくれました!現在の江戸川河川敷は公園として整備されていないこともあり、
「自由使用」というごくシンプルなルールで運用されているようで、他の利用者や地元の方々(ここ重要!)に迷惑をかけない範囲であれば、かなり柔軟に使える可能性があるようです。
実際に江戸川河川敷では、イベントやマーケットも行われています。ここならアウトドアウェディングを行うことができるかもしれませんね!
そのためには地域住民とのコミュニケーションが大切。
もし松戸でアウトドアウェディングをやりたい方がいれば、地元住民である僕たち主催側もお手伝いしたいと思います!MADな交流会スタート
そしてお待ちかねMADな交流会スタート。ある意味ここからが本番です!
なんと天国から舞い戻ってきたスペシャルゲストも登場。
レイケルジャクソンことCAMOO店長伊藤淳さんの弟で料理長の礼さん。
結婚式の二次会に引っ張りだこだそうです!
そして法話です!今回はエロではありません。
マジメに「なぜ男女は惹かれあうのか」についてお話し頂きました!
実はCAMOO店長の伊藤淳さんと、スタッフの天子ちゃんは7月8日に入籍した新婚さん。
お二人の結婚の話しを聞いたことから、vol.2は「wedding」というテーマになったのです。当日は満員御礼!わざわざ遠方から来て下さった方もいて大変感謝です!
ごちゃまぜ感たっぷりでMADなgreen drinks 松戸であなたも自給自足の街について飲み語りあいませんか?(殿塚建吾)
※こちらのレポートは greenz.jp及びgreen drinks 松戸のHPにも掲載されています。
2014.5.2発行