2016年から運営をスタートしたクリエイティブスペース「KAMINARI」。
無事、すべてのお部屋に、入居者さんが決まりました♪そこで新たな「KAMINARI」の幕開けを記念し、「浅草KAMINARIグランドオープンイベント!」を、4/22(土)に開催しました!
今回のイベントはトークイベントや珈琲焙煎ワークショップ、アートに関するミニトークなど、コンテンツが盛りだくさん。多くの方がお集まりくださり、にぎやかな午後の時間となりました。
イベントは、入居者の皆さんによる自己紹介トークからスタート。
3階に入居する自家焙煎珈琲店のtokoa coffeeさん4階のギャラリー・hello boxさん。
13時からは、ほしやさんにて、トークイベントが開催されました。
「下町リノベトーク 古い建物を地域のシンボルに育てる」と題したトークでは、ゲストに金子愛さん(株式会社R.project)と宮崎晃吉さん(株式会社HAGI STUDIO 代表取締役)をお迎えしました。
下町エリアを中心に、お二人がこれまで取り組んできたプロジェクトや、今後展開する活動について紹介。さらに話は、エリア・物件に元々ある価値をどのように発見し、編集して発信することができるかというところに広がっていきました。
お二人からは、オーナーさんとの関係性構築の大切さや、上の年代との価値観の共有、様々なジャンルの人が関わりながらアイデアをつくる、などのポイントを教えていただきました。
同じく、ゲストの宮崎晃吉さん。これまでの経験や今取り組んでいらっしゃることについてお話しくださいました。
15:30からは、「KAMINARI」の入居者である岸野雄一さんと、山本倫広さん(通称のんたん)が、大西正紀さん(株式会社グランドレベル)を交えて、「自分の住んでいる街を面白くする」というテーマでトークを行いました。
SNSなどのツールを使うことで、自分が近い価値観やテーマの人と繋がることは容易になった今、逆に異なる価値観を持つ人同士でつながることが難しくなってきているのだそう。しかし、価値観が違う人同士のコミュニケーションこそが、自分たちの暮らす街を面白くしていくのだと岸野さんたちは言います。
そのための仕組みづくりが、今求められているのではないかという話にまとまりました。
最後に行われたトーク、「おじさんたちの浅草」では、「KAMINARI」入居者の池田洋介さんをモデレーターに、浅草歴の長い『おじさん』たちが「KAMINARI」に大集合しました!
おすすめの喫茶店から水タバコのお店、商店街など、それぞれのイチオシを披露。さらに、浅草ならではのエピソードや、ものづくりの話など、縦横無尽に「浅草」について語り明かしました。
浅草を面白くする‟おじさん”たち!左から、「KAMINARI」入居者の池田洋介さん、五十嵐亮太さん、手塚新理さん(浅草飴細工 アメシン代表)、石崎嵩人さん(Backpackers’ Japan)、藤井直人さん。
皆さん、話しながら、どんどん盛り上がっていました♪
トークイベントと並行して、それぞれのフロアではワークショップやフリートークが行われました!
3階のtokoa coffeeさんでは、珈琲焙煎ワークショップを開催。参加者からは、「自分の手で焙煎が経験できてよかった!」といった声が聞かれました♪
手焙煎を体験中!「意外と重たい!」と皆さん驚かれていました。
4階では、hellooboxさんによるフリートークが行われました。ギャラリーの中や屋上など、様々なスペースを使って、集まった方々が思い思いにトークに花を咲かせていました。
イベントの最後には、ほしやさんでの懇親会が開催!20名以上の方がご参加してくださいました。
いつまでも人が絶えることなく、懇親会の夜が過ぎていきました。
クリエイティブスペース「KAMINARI」は、浅草の裏通りから面白いできごとを生み出すべく、入居者の皆さんを中心とした活動が展開されていきます。どうぞ「KAMINARI」の今後にご期待くださいね♪